下諏訪町議会 > 2022-09-21 >
令和 4年 9月定例会−09月21日-05号

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  1. 下諏訪町議会 2022-09-21
    令和 4年 9月定例会−09月21日-05号


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    最終取得日: 2023-06-02
    令和 4年 9月定例会−09月21日-05号令和 4年 9月定例会            令和4年9月下諏訪町議会定例会会議録                                    (第5日) 議員の席次並びに出欠   1番 森   安 夫  出          8番 大 橋 和 子  出   2番 樽 川 信 仁  出          9番 松 井 節 夫  出   3番 田 嶋   彰  出         10番 中 山   透  欠   4番 増 沢 昌 明  出         11番 野 沢 弘 子  出   5番 林   元 夫  出         12番 中 村 光 良  出   6番 岩 村 清 司  出         13番 金 井 敬 子  出   7番 青 木 利 子  出 出席議会事務局職員             出席総務課職員   議会事務局長   田 中 美 幸      庶務法規係長   山 田 英 憲   庶務議事係主事  福王寺 茉 衣 説明のために出席した者   町長       宮 坂   徹      保健福祉課長   小 松 信 彦   副町長      高 木 秀 幸      産業振興課長   吉 池 泰 宜
      教育長      松 崎   泉      建設水道課長   北 澤 勝 己   総務課長     増 澤 和 義      消防課長     森 泉 徳 道   税務課長     堀 内 憲 隆      会計管理者兼会計課長                                  大 澤   学   住民環境課長   中 澤   務      教育こども課長  樫 尾 光 洋 本日の会議日程 令和4年9月21日(水)午後1時30分   1.本日の議員の出欠並びに会議成立宣告   1.会期日程の変更及び議案の取り扱いの決定   1.付託議案の委員長審査報告、質疑、討論、採決   1.陳情の委員長審査報告、質疑、討論、採決   1.意見書案の上程、説明、質疑、討論、採決   1.生活文教常任委員会議会運営委員会バイパス対策特別委員会及び広報特別委員会の閉会中の継続調査について   1.追加議案の上程、説明、質疑、討論、採決   1.閉会に当たっての町長挨拶 本日の会議に付した事件   議事日程のとおり            開  議  午後 1時30分 △<本日の議員の出欠並びに会議成立宣告> ○議長 大変御苦労さまでございます。ただいま定刻の午後1時30分でございます。本日は、令和4年9月下諏訪町議会定例会第5日目、最終日であります。  本日の議員の出欠を御報告いたします。ただいま出席している議員は12人であります。届出による欠席議員は、10番中山透議員であります。よって、本会議は成立いたしました。  ただいまから会議を開きます。 △<会期日程の変更及び議案の取り扱いの決定> ○議長 日程第1、日程第2 会期日程の変更及び議案の取り扱いについて御報告いたします。  本定例会の会期中におきまして、意見書案3件、委員会提出議案1件が提出されました。この取扱い及び日程の変更について、議会運営委員会を開催し、協議をいたしましたので、その結果につきまして、議会運営委員長から御報告願います。中村光良委員長、登壇の上、御報告願います。 ○議長 中村委員長。 ◎議会運営委員長(中村) 大変御苦労さまでございます。議会運営委員会から御報告いたします。本日、午前9時から議会運営委員会を開催し、議長の手元に提出されました意見書案3件、委員会提出議案1件の取扱い及び会期日程につきまして協議をし、それぞれ取り扱うことにいたしました。  議事日程につきましては、議事日程表に示されているとおりでございます。  初日に提案された議案及び陳情の取扱いの決定に続いて、意見書案の上程を行い、提案者から提案理由の説明を願い、質疑、討論を経て採決を行います。  次に、生活文教常任委員会議会運営委員会バイパス対策特別委員会及び広報特別委員会の閉会中の継続調査の決定をお願いいたします。  続いて、委員会提出議案の上程、説明、質疑、討論を経て採決を行い、9月定例会の全日程を終了することといたしました。  以上、議会運営委員会の協議の結果について御報告いたします。よろしくお願いいたします。 ○議長 ただいま議会運営委員長から御報告がありました、日程及び議案の取扱いについて、質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、日程及び議案の取扱いについては、委員長報告どおり決定することに御異議ございませんか。              (「異議なし」の声) ○議長 異議ないものと認めます。よって、日程及び議案の取扱いにつきましては、ただいまの委員長報告どおり決定いたしました。 △<付託議案の委員長審査報告、質疑、討論、採決> ○議長 それでは、総務経済常任委員会の審査報告をお願いいたします。松井節夫副委員長、登壇の上、御報告ください。 ○議長 松井副委員長。 ◎総務経済常任副委員長(松井) 総務経済常任委員会から報告いたします。委員長が都合により欠席しているため、副委員長の私が行います。  議案第52号 下諏訪町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について  議案第58号 令和3年度下諏訪町駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて  議案第61号 令和3年度下諏訪町温泉事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて  議案第63号 令和3年度下諏訪町東山田財産区会歳入歳出決算の認定を求めることについて  議案第64号 令和3年度下諏訪町水道事業会計決算の認定を求めることについて  議案第65号 令和3年度下諏訪町下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について  本委員会は、令和4年9月5日に付託された上記議案について審査した結果、議案第52号は原案どおり可決し、議案第58号、議案第61号、議案第63号、議案第64号及び議案第65号はそれぞれ原案どおり認定したから、会議規則第73条の規定により報告いたします。  それでは、審査の内容について御報告いたします。  議案第52号 下諏訪町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について。  質疑では、育児休業について今回の改正により2回の取得が可能になる。今回の改正は国家公務員に合わせての改正となり、国家公務員は民間の法改正に合わせている。罰則規定や公表規定はないが、特定事業主として育休の状況は公表している。  討論では、この改正により育児計画の提出が不要になり、2回まで男女問わず取得しやすくなるので、周りの協力もお願いしながら賛成との討論があり、採決の結果、挙手全員で可決いたしました。  議案第58号 令和3年度下諏訪町駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて。  質疑では、旧管理棟の撤去については令和4年度で行う予定としている。令和3年度は、年末年始特別営業が回復したことや近隣のそば店の開店の影響もあって、使用料が増額となった。四ツ角駐車場都市計画駐車場として条例で位置づけられており、マイナスの決算とならないよう安定経営を目指していく。現在、第2駐車場は借り上げ用地であるが、今後、全体的に町の管理になれば、料金体系の考え方も変わる。委託先に関しては、シルバー人材センターにお願いしている。定期駐車については94区画あり、55台の契約がある状況。月により変動もあるが、延べ661台の利用があった。  討論では、駐車場の整備・改修が終了し、四ツ角交差点の改良も終了した。観光客や住民にとって存在価値が上がることに期待して賛成との討論があり、採決の結果、挙手全員で認定しました。  議案第61号 令和3年度下諏訪町温泉事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて。  質疑では、電気代の増額に関しては、価格の高騰と暖冬により自動スイッチの切替えの負荷が増えたこと、また揚湯ポンプの経年に伴う能力低下によるものが多い。揚湯ポンプについては経営戦略の計画に沿って改修していく。工事については、定期点検や業者点検の報告を受けて優先度を決めて工事を行っている。令和3年度の配湯停止は、広範囲に及ぶものは9回で、緊急修繕工事を行い、翌日には復旧している。継ぎ手部分の経年劣化により、漏湯への修繕が増えている状況。滞納による配湯停止はなく、納付や分納誓約などで対応している。新規滞納は減少傾向。現年分の収納率が高く、99%。今後も細かく折衝して滞納減に努めていく。  討論では、滞納などの課題もあるが、職員の苦労も見える。今後は温泉管の劣化との闘いになり、苦労もある会計であるが、今後とも健全経営をお願いして賛成との討論があり、採決の結果、挙手全員で認定しました。  議案第63号 令和3年度下諏訪町東山田財産区会歳入歳出決算の認定を求めることについて。  質疑では、委託料の造林事業については、広葉樹を間伐している。伐採した木は運搬できる道がなく、切捨てとしている状況。現在の会計は、県補助金が年度末に入ることから、それがそのまま繰越金となり、その繰越金を次年度の造林事業に充当している状況であるとのことです。  討論では、町の唯一の財産区運営であり、将来的に大事な事業である。苗木は年数はかかるが、大事に育ててほしいとの賛成討論があり、採決の結果、挙手全員で認定しました。  議案第64号 令和3年度下諏訪町水道事業会計決算の認定を求めることについて。  質疑では、歳出の特別損失で、予算額に対して不用額が9割となっている要因については、昨年の8月豪雨により東俣川取水口の護床及び護岸が損傷し、河川管理者である県との調整の結果、町で修繕を行うこととなり、補正予算による対応を決定したが、修繕の方法について県との協議に時間を要し、年度内での施工が困難となったことにより不用額となった。今回の水道事業会計は赤字決算とならないように、2名分の人件費を組み替えて対応している。この組替えは公営企業法上、問題はないが、それだけ厳しい会計状況となっている。支出に関しては、これ以上の改善の余地はない状況となっている。上下水道審議会で経営戦略の見直しを行っており、人口が多かった時代の施設を今後どうしていくのか、また人件費についてもどのようにしていくのか協議をしていく。さらに料金改定も視野に入れていかなければならないとのことでした。収入未済については、現年度793件、385万8,941円、過年度1,371件、1,570万4,288円となっています。  討論では、水は町民の命、施設の維持管理は大変であるが、おいしい水を継続できる施設として対応してほしいとの賛成討論があり、採決の結果、挙手全員で認定しました。  議案第65号 令和3年度下諏訪町下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について。  質疑では、下水道事業会計においても工事担当職員の給料を資本的支出へ移動させた。企業債の状況としては、利子等が減少している状況。収入に関しては、現年度使用料収入5万1,049件、4億3,300万4,203円、過年度収入718件、814万6,514円。滞納分は、現年分946件、872万568円、過年度分1,858件、4,324万2,442円。不納欠損については、生活困窮が3件、転居先不明などが3件となっている。滞納状況では、現年度分は減少してきているが、未収金の上位10件のうち8件が事業所で、未収金全体の64%を占めており、分納誓約により対応しているとのことです。企業債については、毎年借入れをしている状況。償還は40年で、平成22年くらいに償還ピークは越えている。  討論では、細かいところまで対応して運営しているが、下水道は料金が高いとの声もあるので検討してほしい。健全経営をお願いして賛成との討論があり、採決の結果、挙手全員で認定しました。  以上で、総務経済常任委員会の報告を終わります。 ○議長 次に、一般会計予算決算審査特別委員会の審査報告をお願いいたします。金井敬子委員長、登壇の上、御報告願います。 ○議長 金井敬子委員長。 ◎一般会計予算決算審査特別委員長(金井) それでは、一般会計予算決算審査特別委員会から御報告を申し上げます。  議案第53号 令和4年度下諏訪町一般会計補正予算(第4号)  議案第56号 令和3年度下諏訪町一般会計歳入歳出決算の認定を求めることについて  本委員会は、令和4年9月5日に付託された上記議案について審査した結果、議案第53号は原案どおり可決し、議案第56号は原案どおり認定したから、会議規則第73条の規定により報告いたします。  それでは、総務経済分科会生活文教分科会において質疑が出された点を中心に報告いたします。  まず、議案第53号 令和4年度下諏訪町一般会計補正予算(第4号)です。  総務課では、公会所への補助は、久保公会所星が丘公会所、栄町公会所、東山田公民館に対するものです。保護者連絡用アプリ使用料については、今回は緊急性の高いものとして、児童・生徒・園児の保護者向けに導入するが、今後は消防団や各種協議会での導入も検討していくとのことでした。  住民環境課では、生ごみリサイクル事業費について、家庭での処理機導入を増やしていくことは、生ごみ収集によるリサイクル事業との関係でどうなのか等に対し、現在、生ごみ収集は全世帯の18%が参加しており、家庭での処理機導入により特に影響はないものと考える。  教育こども課では、南小夜間照明設備改修工事について、実施設計で調査する中で、使用できると思っていたものが長く使えない状況との報告を受け、今回の補正に至った。事前見積りの精査不足を事務方としても感じていること。小中学校の給食費上乗せ分1食20円の積算根拠は、文科省が示す食品構成に基づき、食品摂取量の実態を勘案の上、1食当たりの食品構成を計算し、その数値に消費者物価指数などを考慮したものであることなどが質疑応答で示されました。  討論では、デジタル化事業における保護者連絡用アプリは時流にマッチしており、町民の声が酌み取りやすくなる。保育所管理運営事業並びに小中学校における給食費補助事業は、素早い対応が求められる中、実行されたことを評価し、また、より一層のインフレ対策を望む。南小学校の夜間照明改修工事は、事前調査をもっと前にしっかり行っていればよかったと思うが、致し方ない面もあり、明るい経済的な施設の工事と捉えるとの賛成討論があり、採決の結果、挙手全員で可決されました。  続いて、議案第56号 令和3年度下諏訪町一般会計歳入歳出決算の認定を求めることについてであります。  総務課では、歳入では、平成17年7月4日に発生した東高木擁壁崩落復旧地権者負担分について、令和3年6月25日に相続人に破産廃止の決定が長野地方裁判所諏訪支部から通知されたことを受け、債権を放棄し、未払い分の全額407万6,000円が不納欠損処分されました。防災ラジオは8月の豪雨災害以降、購入があり、現在は在庫なしの状況です。職員の健康診断は8月に、正規職員と週20時間以上勤務の会計年度任用職員が対象。令和3年度は休職4名、療養休暇4名で、復帰プログラムを活用したり、課長中心に職場での声かけが行われており、職員の健康状態はおおむね良好と考えられます。運転委託料は、町所有バス2台分ですが、コロナ禍で運転業務が少ない状況でした。  税務課では、令和3年度は、国の政策による事業の用に供する固定資産税及び都市計画税の減免申請に伴い、固定資産税で約2,700万円、都市計画税で約300万円を減税し、特別交付金にて充当を受けました。雑入の配当弁済金については、平成25年に不納欠損処分とした町税に対し、管財人より満額納付したいとの申出があり、財政とも相談した結果、雑入として計上されました。償還金利子及び割引料の過年度過誤納還付金については、個人町民税において複数年まとめて所得の更正がされたために、増加したものです。不納欠損に3年経過による大口案件が計上されました。今後も数年このような状況が続く見込みとのことです。  産業振興課では、安心安全住宅改修補助金は、審査会で承認された4件への補助。公衆トイレの清掃補助委託料に関しては、春宮、秋宮、駅前をシルバー人材センターに、門前ひろばトイレ株式会社サンティアに、注連掛トイレはこの街学園に、春宮西トイレ株式会社グローブに委託されています。おんばしら館よいさは、指定管理者への移管によって物品販売など臨機応変な対応ができるようになりました。今後は人件費などを含め、移管したことによる費用の推移を検証していくとのことです。文化財保護事業費では、史跡巡りマップを作成して、児童・生徒に配布されました。文化財に星ヶ塔が増えたり、本陣が県の文化財指定を受ける予定であるなど、常に変動があり、基礎調査などに数年かかるため、その辺を見極めながら冊子の改訂版発行の検討を行っていくとのことです。博物館で予定していた雨漏り改修については、おおむね終了していますが、残るエレベーターホール前については屋根からの浸透があり、今後の対応として残されています。  建設水道課では、雨水排水対策事業費鰻沢周辺冠水対策計画策定委託料については、別の水路が造れないか検討されましたが、高低差が少ないことから困難となり、当面の対策として南小横の土砂撤去が行われました。今年の降雨時では溢水はなかったと周辺住民からは評価されています。抜本的な対策は諏訪建設事務所と協議しながら、河川河口部を広げたりポンプ設置などを研究していきたいとのことです。交通安全対策費では、区を通じた5件の住民要望全てに対応が完了しました。道路維持費道路局所補修工事については、96件の対応。その内訳は、舗装工事29件、側溝工事32件、水路土砂撤去12件、支障木や枝払い7件、のり面補修8件、転落防止柵・路面標示8件です。橋梁新設改良費高木橋測量設計委託料は4,705万8,000円と高額ですが、単に橋の架け替えでなく、橋の橋脚部分を地面の支持基盤まで打ち込む工法での設計のためとのことです。都市計画総務費用途地域変更業務委託料については、赤砂崎で予定されているPark−PFIを視野に、土地の有効活用ができるように用途変更について県との協議が行われているとのことです。  消防課では、消防防災施設整備事業費消火栓新設工事は、東町中と本郷地区の2か所分でした。町内の救急車の平均到着時間は3.6分。全国平均は8.9分です。救急搬送に対する受入れ困難事例は71件で、内容としてはベッド満床、オペ中、専門外等でしたが、現場では救急隊員と医師とで連絡を取り合って対応がされています。ドクターヘリ要請は4件、うち対応2件。県の防災ヘリへの要請はゼロとのことでした。  会計課では、会計管理費の決算書120冊の配布先は、議会、理事者、課長、各課、係、町内金融機関等で、会計課、情報コーナー、図書館で町民の閲覧が可能です。金融機関からの一時借入れはなく、会計間運用と基金運用にて対応できた状況であったとのことでした。  議会事務局では、臨時会が少なかったことなどにより、会議録作成委託料分に不用額が生じました。監査委員費では、工事監査は行わず随時監査とし、下諏訪町社会福祉協議会を対象に財政援助団体監査を行ったとのことです。  住民環境課では、資源物売却料、合計では253万1,670円で、前年度比60万円ほど増加していますが、アルミ缶、ペットボトルの単価が上がっているためで、4月1日の契約なので、円安の影響はないとのことでした。回収量については、古紙・古布が昨年度523トンから540トンへの増、アルミ缶が昨年度22.2トンから22.6トンへと増えたとのことです。バス運行について、デマンド交通交通検討委員会などについての質疑があり、AIを含めて今後検討する予定であること。公共交通検討委員会は、あざみ号のダイヤ改正に合わせて開催されているもので、令和3年度は開催されていないとのことでした。マイナンバーカードについて、8月末の当町の交付率は45.88%、県は41.22%、全国は47.2%。コンビニ交付で朝6時半から夜11時まで住民票、戸籍謄本、税証明書の交付ができ、身分証明書として使用することや、保険証として登録すれば病院などでも使うことは可能です。令和3年度新規事業で、高齢者の保健・介護一体的実施事業が予算計上されておりましたが、補助金の大半はかかった保健師の人件費分であり、地域に出向いての健康教室、生活習慣病・認知症予防教室など、コロナ禍で実施できなかった事業がありました。  保健福祉課では、在宅高齢者サポート事業は、ホームヘルプ、デイ、ショートステイ、緊急時宿泊サービスの4事業ですが、ホームヘルプが増えており、前年度比7万円増でした。諏訪広域連合負担金は、これまでの広域の介護事業に関わる負担は、9割人口割、1割給付割だったものが、8割・2割になりました。一方で町に来るお金自体、1,700万円ぐらい増えたため、トータルでは町にとってはプラスとなりました。ワクチン接種が進められましたが、令和3年度接種した方のうち、町の集団接種利用者は6割程度。今年9月5日現在で、1回目から4回目までのトータルでの接種は5万2,785回。1回目1万6,922人。2回目12歳以上で1万6,445人。3回目で1万4,095人。4回目で4,931人とのことでした。コロナ禍で自殺者の増加が心配されますが、年1回、警察の取りまとめによる情報提供では、この5年くらいに1桁で推移をしており、残念ながらゼロではないとのことでありました。  教育こども課では、とがわ保育園に設置されている、おはなしの広場には、延べ436人が定期的にトレーニングに通いました。保育士は各園でフリーの保育士1名ずつが会計年度任用職員から正規職員に置き換えられました。また、土曜保育は50日間実施、延べ765人が利用し、前年度比40人の増でした。コロナ禍において感染者が出たことで、保育園各園は1回ずつ閉園しましたが、保護者には電話で家での対応をお願いし、仕事などの関係で自宅での対応が困難な濃厚接触者ではない園児は登園できるよう対応がされました。ファミリーサポート事業は、サポーター49人、依頼登録会員は321人。コロナ絡みの保育の依頼も含め、日中の保育要望が一番多かったとのことです。小学校特別支援教育の対象児童数は、南小35人、北小12人の計47人。支援員は北小2名、南小7名ですが、うちお一人は医療的ケアが必要な児童に対応する看護師資格者であるため、実質は6人とのことです。小学校のなんでも相談室では、南小延べ664件で222人、北小延べ865件で163人。中学校、心の教室での相談は、下中延べ316件、65人、社中延べ672件、272人の利用がありました。相談内容は、南小、社中では体調に関すること、北小、下中では登校の渋りに関することが多かったとのことです。オリンピックに関連して、選手団受入れ事業費にプラスして、ボートコース仮設費210万円を加えた合計630万円が関わった費用となりました。  討論では、総務課について、80億2,000万円の当初予算成立以来、補正予算第14号まで約16億5,000万円を積み上げ、前年度からの繰越明許費約2億5,000万円を加えた約99億3,000万円の予算現額まで積み上げた令和3年度だった。コロナ禍で疲弊する町民や産業界に支援策を講じ、他方、豪雨災害時には災害対策本部を設置し避難指示を出すなど、人的被害を防ぎ、日頃の準備の成果を発揮した。  産業振興課について、町と県と合わせた融資制度資金が設備資金22件、1億7,000万円、運転資金115件、5億3,000万円、計137件、7億円利用され、商業122件、工業15件だった。商工業振興助成金3件、観光振興助成金2件と合わせ、コロナ禍での産業界の苦境の支えとなったのではないか。  税務課について、税制改正やコロナ禍において前年との比較が難しい状況だが、合計で96.7%の収納率は、各税とも前年を上回っており、取組の成果と理解する。県滞納整理機構では、実質623万3,000円の収納があり、大きな成果だった。  建設水道課について、交通安全施設整備21件、道路維持補修9件、道路新設改良9件、橋梁関係3件、道路橋梁災害応急事業36件、河川災害応急事業6件、公園関係2件、街なみ環境整備事業3件、合計89件の工事が総額約4億6,150万円で行われた。町民や観光客などが安心して気持ちよく歩ける町を保ち続けることに尽力いただいた。  消防課について、団員231人分の報酬と7人分の退職報償金が支払われ、消防団員応援事業への補助が継続された。消防防災施設整備事業では、地上式消火栓2基の新設、資機材運搬車と小型動力ポンプ各1台を購入。1,347件の救急出動で、1,290人を搬送。町と町民の安全を守るために努められた。  会計課について、出納閉鎖まで支出済額約89億6,000万円に対し、財政調整基金と会計間の運用により金融機関からの一時借入れをすることなく資金繰りされた。  議会事務局については、議会費ではICT化関連の講師謝礼が1件。コロナ禍で旅費のほとんどが不用額となり、議長交際費も例年比で減少。全体で96.7%の支出済みだった。監査委員費では、例年の監査業務に加え監査請求があり御苦労いただいたが、月例及び決算監査は滞りなく完了した。  住民環境課については、マイナンバーカードの申請率向上に向け、週末・夜間窓口の対応などの取組を評価する。なんでも相談室は町民にとって大変助けになっているため、今後も継続を望む。移動販売車は順調に機能しており、町民は大変助かっている。今後も事業の継続を願う。
     保健福祉課については、前年度に引き続くコロナ禍において、ワクチン接種を無事故で安全に行うため、他課職員も含め全職員が全力で取り組んでいただいた。各種健診も、コロナ禍でも順調に進められた。心のケア相談にも力を入れられ、コロナ禍で全国的に自殺者が増加する中、自殺予防の一助となり、自殺者が減少した。社協に委託するだけでなく、認知症の方への対応として高齢者見守りなど行政が一緒に取り組んでいることを評価する。独居高齢者対策やファミリーサポート事業などのさらなる拡充を願う。  教育こども課については、下中照明のLED化は省エネに貢献した。コロナ禍での小中学校の休校、学級閉鎖等に際し、導入されたタブレットが有効活用され、良好な学習が進められた。総合文化センター改修工事実施設計委託料に7,040万円が支出された。今後に生かされるものと思う。健康ステーション及び健康フィールドがオープンし、町民の健康寿命延伸のための施設として町民に喜ばれている。AQUA未来など設備が整った中で、オリンピック・パラリンピックで、コロナ禍の中でありつつ、事前合宿の受入れがされたことは、町外に下諏訪をアピールすることができ、下諏訪町のレガシーとなった。災害で使用できない期間、子育てふれあいセンターを臨時的に文化センター内で実施した事例を基に、災害時の対策をつくっておいてほしい等、各課ごとの事業について触れ、賛成との討論がされました。  また全般を通じて、コロナ対応に国の交付金利用の事業だけでなく、町独自の財源によるプラスアルファが欲しかったこと、オリンピック・パラリンピックの合宿受入れで630万円もの支出がされたことは、町民に夢やロマンを与えてくれたことはあるにせよ、費用対効果で疑問が残る。コロナ禍で苦しむ方に使われるべきだったのではないか。コロナ対応で職員の皆さんには大変御苦労されたと推察するが、今後も頑張っていただくことを期待して賛成との討論もありました。  採決の結果、挙手全員で認定いたしました。  以上、一般会計予算決算審査特別委員会からの御報告といたします。 ○議長 次に、生活文教常任委員会の審査報告をお願いいたします。増沢昌明委員長、登壇の上、御報告ください。 ○議長 増沢委員長。 ◎生活文教常任委員長(増沢) 生活文教常任委員会から報告します。  議案第54号 令和4年度下諏訪町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)  議案第55号 令和4年度下諏訪町特別養護老人ホーム事業特別会計補正予算(第1号)  議案第57号 令和3年度下諏訪町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて  議案第59号 令和3年度下諏訪町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて  議案第60号 令和3年度下諏訪町交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて  議案第62号 令和3年度下諏訪町特別養護老人ホーム事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて  本委員会は、令和4年9月5日に付託された上記議案について審査した結果、議案第54号及び議案第55号はそれぞれ原案どおり可決し、議案第57号、議案第59号、議案第60号及び議案第62号はそれぞれ原案どおり認定したから、会議規則第73条の規定により報告します。  それでは審査の内容について報告いたします。  議案第54号 令和4年度下諏訪町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)では、繰越金は最終的には幾らになるのかとの質疑があり、1,991万2,617円から950万円をマイナスすると、残りが1,041万2,617円になるとの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、挙手全員で可決されました。  議案第55号 令和4年度下諏訪町特別養護老人ホーム事業特別会計補正予算(第1号)では、施設整備基金の使い方などに関する質疑があり、この基金は緊急時の施設整備のために数年かけて寄附金を積み立ててきたこと、今後も緊急時に対応できるようにしたいと考えていること、この基金のほかにホーム基金が1,200万円ほどあるので、こちらも含めて考えていくが、当面予定の立つものは当初予算に計上していくことの答弁がありました。  ボイラーの取替え工事の際、入所者の生活に支障はないか、資材不足中で冬までに間に合うのかとの質疑があり、ボイラー設置場所は1階の機械室なので、利用者に影響はないこと、冬までには間に合うと業者から聞いていることなどの答弁がありました。  冬を迎えるに当たり、利用者のために暖房をしっかり使っていただきたいという環境整備の面で、やむを得ない支出だと思うので賛成するとの賛成討論があり、採決の結果、挙手全員で可決されました。  議案第57号 令和3年度下諏訪町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについてでは、税収の順位のことで、国保財政を健全化させるためには、まず町税などより国保税を優先すればよくなるのではとの質疑に対し、収納は基本的には本人の希望する税目を優先しているとの答弁がありました。  また、国保税納入率は昨年より上がっているが、短期保険証の発行状況、資格者証や保険証の留め置きの状況についてはどうかとの質疑では、短期証の発行は全て6か月で、令和3年度末109世帯、183人、前年度は108世帯、152人に発行したこと、留め置きの資格者証はないとの答弁がありました。  保険給付費が伸びた状況についての質疑があり、レセプトの件数自体は、例年、令和3年度のほうが3,000件くらい多いこと、現在、国保加入者で多い病気は、入院では循環器系の疾患で、それとほぼ同じくらいの数でがん患者が多く、外来患者では16%ぐらいががんの治療、同じく16%ぐらいが糖尿病から来る網膜症などの病気で、入院外来合わせてトップは糖尿病による疾患であるなどとの答弁がありました。  特定健診は前年度より伸びたが、特定保健指導の受診率は下がっている原因などについての質疑では、個別健診は令和2年度は402人、令和3年度は552人が受診したこと、特定保健指導は前年度71人が対象で59人だったが、54人がその後受診したなどの答弁がありました。  討論では、収納率を上げる努力に感謝する。収納方法の見直しによる税収増が見込めるのではないかと感じたので、見直しにより今後の財政が改善されることを期待して賛成する。国保財政が厳しい状況であることは理解するが、所得が少ない高齢者が多く、被保険者の数が減少する中、ますます被保険者の国保税負担感が増していると思う。令和3年度はコロナ禍でも前年度より保険給付費が増加している中で、国保税徴収に大変な努力をされ、必要な医療を被保険者が受けられる環境にあったと理解する。令和3年度の決算は、担当課の努力や特定健診受診率の向上に努力いただいたことを評価し賛成するとの賛成討論があり、採決の結果、挙手全員で認定されました。  議案第59号 令和3年度下諏訪町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて。  滞納状況の質疑では、滞納者は税の納付意思がない方、生活困窮者であること、国保と同じように収納係の協力を得て、過去の未納分が解消できている状況にあること。対応としては、督促状に通知を添えて納付のお願いや、窓口で生活状況の聞き取りをするなど、細やかな対応をしているが、難しい状況もあること。短期証は6か月だけで、7人の方に発行しており、滞納者は令和3年度45人、滞納繰越分の未納者は23人であることなどの答弁がありました。  討論はなく、採決の結果、挙手全員で認定されました。  議案第60号 令和3年度下諏訪町交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについてでは、基金残高が増えている中で、基金運用や活用についての質疑があり、死亡事故も発生しており、今後の発生に備えるためには手はつけられず、加入者から頂いたお金を積み立てているので慎重に考えたいこと、また、活用など何か方策はあるか、今後専門家の方々に聞く中で検討したいとの答弁がありました。  町内勤務の方も加入できるのか、また県下の自治体の状況についての質疑があり、加入については町外の方で町内企業に勤務の方も加入でき、令和3年度は7企業、63人が加入していること、自治体単位で交通災害共済を行っているのは、県内では下諏訪町だけであることなどの答弁がありました。  討論では、町独自の助け合い事業で、事業の意味合いは大切なものがあること。今後、加入者をどう増やすかが課題だが、基金への積立てもできたということで、決算に賛成するなどの賛成討論があり、採決の結果、挙手全員で認定されました。  議案第62号 令和3年度下諏訪町特別養護老人ホーム事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについてでは、介護報酬改定の内容についての質疑では、サービス費では、ロング、多床室のポイントがおよそ14から15ポイント増えていること、ショートステイも10から15ポイント値上げになったこと、食費の基準額が1,392円から1,445円に値上げ。負担の段階で軽減が受けられる要件が変更になったことなどの説明、答弁がありました。  入所待機者の質疑では、令和4年度8月1日現在では109人で、年々増えているとの答弁がありました。  運営に関して町から独立した経営を考えているか、また将来の経営についての質疑では、天白の運営は当面、町として継続すること。継続していくためには介護報酬が伸びないことが問題で、介護報酬を伸ばすとすると個人の負担が増えるという国の施策の中で、町として負担をしながら継続していくことが必要だと考えていること。できるだけ空床の期間を短くし、収益を上げられるよう努力していることなどの答弁がありました。  コロナ対応の面会時間についての質疑では、レベル3になった段階で面会は中止しているが、タブレット導入でリモートでの面会も行っていること。今年度は窓口面会も行っていることなどの答弁がありました。  外部からのボランティア受入れが困難な中で、コロナ禍の取組についての質疑があり、以前はマジックのボランティア、小学校・保育園の子供たちが来ていたが、全て中止となっているので、その分、職員がいろいろな催しをやって利用者に楽しんでもらう努力をしていること。天気のよい日は庭でお茶をしたり散歩したりして、少しでも気分転換ができるよう対応していることなどの答弁がありました。  討論では、一般会計及び基金からの繰入金が当初予算より1,200万円以上少なくなり、職員の努力の跡だと思う。引き続き入所者に寄り添った施設として頑張ってほしい。ショートステイの利用者や入所待機者が年々増えていることは、地域の皆さんからの期待が大きい施設だと思う。コロナ禍で職員の皆さんが御苦労されている、入所者の皆さんへの配慮をしていただいている様子もお聞きしてきた。引き続き、公営の特養ということで、県内唯一の施設であり、多くの入所者や御家庭の皆さんを支える施設であってほしいという願いを込めて賛成するとの討論があり、採決の結果、挙手全員で認定されました。  以上、生活文教常任委員会からの報告とします。 ○議長 ここでお諮りいたします。暫時休憩にしたいと思いますが、御異議ございませんか。              (「異議なし」の声) ○議長 御異議ございませんので、暫時休憩といたします。ただいま午後2時26分であります。再開は2時35分を予定いたします。            休  憩  午後 2時26分            再  開  午後 2時35分 ○議長 ただいま2時35分でございます。休憩前に引き続き本会議を再開いたします。  日程第3 議案第52号 下諏訪町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第4 議案第53号 令和4年度下諏訪町一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。  これより一般会計予算決算審査特別委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第5 議案第54号 令和4年度下諏訪町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  これより生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ございませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第6 議案第55号 令和4年度下諏訪町特別養護老人ホーム事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  これより生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第7 議案第56号 令和3年度下諏訪町一般会計歳入歳出決算の認定を求めることについてを議題といたします。  これより一般会計予算決算審査特別委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。 ○議長 林議員。 ◆林議員 賛成の立場で討論させていただきます。  平成30年度から3年間、プライマリーバランスは赤字となっており、心配された財政運営は令和3年度で解消し、1億2,000万円以上の黒字となりました。実質単年度収支でも約800万円の黒字となっています。地方債残高は上昇したものの、微増に抑えられました。基金残高は、交付金の増額等により、令和2年度より約5億6,600万円も増やすことができました。経常収支比率も82.5%から76.7%に改善されました。この数値をとっても健全財政となり、大いに評価できます。  しかしながら、総合文化センター費における改修工事実施設計委託料の約7,000万円の契約支出では、やはり疑問が残ります。今年度行われている検討委員会が令和3年度に行われ、その上での実施設計であるべきではなかったか。事前調査設計だけであれば、方向性を明確に打ち出すことができたはずです。交付金措置もなされ、町にとって有利に進められたのではないでしょうか。  そうは言っても、総合的に見て、コロナ禍での難しい状況の中、思うような施策展開ができなかったと思います。予防接種の着実な推進、特に個別接種の素早い実施は多くの町民にとって安心できました。また、町民の健康増進についても、できる範囲で奮闘したのではないでしょうか。御柱祭の準備も大変だったと容易に想像できます。  未来を見据えたこれからの施策に期待して、賛成討論といたします。 ○議長 ほかに討論ございませんか。 ○議長 中村議員。 ◆中村議員 賛成の立場で討論します。  予算議会で当初予算が可決されて以降、第14号までの補正予算を組み上げて、繰越明許費を含めて約99億2,700万円の大型最終予算現額となりました。コロナ禍での対応では、何といっても町民のワクチン接種への取組は、3回目まで気を抜ける日がなかったものと受け止めています。第5波、第6波まで最低限の感染者数で抑え切れたのは、職員の皆さんの尽力と町民の皆さんの御協力の結果だと思います。
     プレミアム付商品券の発行では、多くの町民の予想を上回る御協力をいただき、国・県の各種支援施策と併せて、産業界に支えの手を差し伸べられたと受け止めています。  豪雨災害の際には、いち早く災害対策本部を立ち上げ、避難指示を出し、人的被害を回避したり、国道142号線や砥川河岸の崩落など思わぬ被害に加えて、町内の冠水被害等に適宜対応できたのは、日頃の準備と訓練の成果だと評価されるものと思います。  挙げた事例はごく一部ですが、総じて令和3年度の一般会計決算案は認定すべきと判断し、賛成の討論とします。 ○議長 ほかに討論ございませんか。 ○議長 松井議員。 ◆松井議員 賛成討論をします。  令和3年度、コロナ対応予算などで、国の交付金利用の事業だけでなく、町の独自のお金でプラスアルファの事業もしてほしかった。オリンピックのイタリアやアルゼンチン選手の練習場提供などで630万円にも上るお金が使われましたが、町民に夢やロマンを与えてくれたことはあるにせよ、費用対効果で疑問が残るものです。このお金をコロナ禍で苦しむ方のために使われたらと思うところですが、弱者対策として町民から要望があった福祉灯油代支給などがされたことは大いに評価できるところです。  コロナ禍で職員の皆さん、通常の仕事にコロナ対応の仕事も加わり、大変御苦労されてきたことと推察されます。大変なことですが、町民のために今後も頑張っていただくことを期待して、賛成討論といたします。 ○議長 ほかに討論ございませんか。               (「なし」の声) ○議長 以上をもちまして、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり認定いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第8 議案第57号 令和3年度下諏訪町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについてを議題といたします。  これより生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。 ○議長 青木議員。 ◆青木議員 それでは、令和3年度下諏訪町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについて、賛成の立場で討論いたします。  国民健康保険の財政運営は平成30年度から県に移行しましたが、県への事業費納入金算定における激変緩和措置終了後の影響により、当初の予算額に不足が生じたことから、令和2年度決算の余剰金を活用し、不足分を補いました。実質単年度収支が586万5,326円の赤字ということで、大変厳しい財政運営でもあります。県へ移行しても、保険証の交付、保険税の賦課徴収など、住民に接する窓口は続きます。  今後、DX推進により、AI会計システムやRPAの導入で町民とのコミュニケーションが深められるという期待もある中で、適切に対応していただきながら加入者減への対応と医療費の適正化に尽力いただき、国保会計の健全経営をお願いして賛成の討論といたします。 ○議長 ほかに討論ございませんか。 ○議長 中村議員。 ◆中村議員 賛成の立場で討論します。  令和3年度決算は基金の繰入れもなく、安堵するところでありますが、予算上は基金繰入れの計上もされた健全財政ぎりぎりの会計でありました。前年度の繰越金が発生したことにより、基金を繰り入れなくても決算ができたものと考えます。財政を安定させるためには、歳出の適正化、具体的には医療費の適正化を行うこと、歳入については、今後、令和9年度までに向けた対応も含め、緩やかな税率改正を早期に行い、令和5年度予算では基金や繰越金に頼らない健全財政を求めていく必要もあるのではないでしょうか。  下諏訪町の加入者は全人口の2割弱でありますが、誰もが安心して医療にかかることのできるための制度です。今後の水準統一化への道のりもありますが、まずは町国保を健全財政に持っていくことが大切だと考えています。  以上のことを申し上げて、決算を認定すべく賛成の討論といたします。 ○議長 ほかに討論ございませんか。               (「なし」の声) ○議長 以上をもちまして、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり認定いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第9 議案第58号 令和3年度下諏訪町駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについてを議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり認定いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第10 議案第59号 令和3年度下諏訪町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについてを議題といたします。  これより生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ございませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり認定いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第11 議案第60号 令和3年度下諏訪町交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについてを議題といたします。  これより生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。 ○議長 青木議員。 ◆青木議員 それでは、賛成の立場で討論いたします。  共済費収入の減は人口減少に伴うものと理解できます。この会計は他市町村との共同事業ではなく、町単独で運営されている特徴的な特別会計です。今後、持続可能な経営をしていくために加入促進を行い、情報化社会に合わせたDXを活用した申込みも検討されているということで、効率的な運営も期待できます。  あわせて、紙による加入申込書も継続していただき、加入しやすくなるよう研究もお願いし、今後も安心して暮らせる助け合いの制度として継続を望み、賛成の討論といたします。 ○議長 ほかに討論ございませんか。               (「なし」の声) ○議長 以上をもちまして、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり認定いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第12 議案第61号 令和3年度下諏訪町温泉事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについてを議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり認定いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第13 議案第62号 令和3年度下諏訪町特別養護老人ホーム事業特別会計歳入歳出決算の認定を求めることについてを議題といたします。  これより生活文教常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。 ○議長 中村議員。 ◆中村議員 賛成の立場で討論します。  令和3年度は原油高騰等に関わる部分に関しては、職員の皆さんによる的確な流用を行いながら、健全運営への努力の跡が見られます。また、職員の皆さんには、新型コロナウイルス感染症に対して細心の注意を払い、感染防止対策をしていただいたことは、言葉では表すことのできないほど努力していただいた結果ではないかと思います。  県内唯一の公設の施設運営は、施設の老朽化や保険制度の改正によって運営は大きく左右されますが、今後も健全運営が続くよう願って、認定すべく賛成の討論とします。 ○議長 ほかに討論ございませんか。               (「なし」の声) ○議長 以上をもちまして、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり認定いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第14 議案第63号 令和3年度下諏訪町東山田財産区会歳入歳出決算の認定を求めることについてを議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。
                  (「なし」の声) ○議長 討論ございませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり認定いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第15 議案第64号 令和3年度下諏訪町水道事業会計決算の認定を求めることについてを議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ございませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり認定いたしました。 ○議長 次に進みます。日程第16 議案第65号 令和3年度下諏訪町下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてを議題といたします。  これより総務経済常任委員長報告に対する質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり認定いたしました。 △<陳情の委員長審査報告、質疑、討論、採決> ○議長 次に、陳情の審査報告に入ります。総務経済常任委員会の審査報告をお願いいたします。松井節夫副委員長、自席で御報告願います。 ○議長 松井副委員長。 ◎総務経済常任副委員長(松井) 総務経済常任委員会から報告をいたします。  陳情第12号 燃油・肥料・飼料高騰対策の支援策実現に関する陳情  陳情第13号 食肉処理施設の整備に関する陳情  陳情第14号 水田活用の直接支払い交付金見直しに関する陳情  本委員会は、令和4年9月5日に付託された上記陳情について審査した結果、陳情第12号は採択とし、陳情第13号及び陳情第14号はそれぞれ採択し、国会及び関係行政庁へ意見書を提出することとしたから、会議規則第73条の規定により報告します。  本委員会に付託された三つの陳情は、信州諏訪農業協同組合からの陳情となり、全てに組合から常務理事小林様、営農部部長菊池様より説明を受け、産業振興課吉池課長、時田課長補佐にも同席いただきました。  陳情第12号 燃油・肥料・飼料高騰対策の支援策実現に関する陳情。説明では、現在、肥料の原料は輸入に頼っており、原料輸入については中国の輸出規制、ロシアのウクライナ侵攻により、世界有数の肥料輸出国からの輸入が停滞している。JA信州諏訪としても原料の割合などを調整して、安価で購入できるような複合肥料などの対応を取っているが、運送業の高騰や為替の状況などもあり、価格に転嫁せざるを得ない状況。現在は化学肥料だけでなく有機なども取り入れているが、生産量が少なく、満足できる供給体制とはなっていない。農業者が販売価格を決めることはできず、高い肥料を使用して出荷しても収入は増えないため、農業者は赤字の状況も続いている。当町には大規模な農業経営をしている方がいらっしゃらないことは承知しているが、現状を理解していただき、でき得る政策があれば取っていただきたいとの説明を受けました。  質疑では、国内産の有機肥料については、国は2050年度を目途に農薬50%減、化学肥料30%減を目標にしている。現在、養豚をされている方が堆肥を作り、JA信州諏訪でも一部助成をして、農家の方に使っていただいている。ほかにもJA信州諏訪として、鶏ふんには多くの化学肥料と同じ成分が含まれていることから、転換肥料として研究をしているとのことです。  討論では、農家は現在困難な状況であり、打開するためには支援が必要であるので採択とすべきとの討論があり、採決の結果、挙手全員で採択いたしました。  陳情第13号 食肉処理施設の整備に関する陳情。説明では、平成10年までは県内に食肉処理施設が松本、長野、飯田、佐久にあった。現在は松本と長野に集約されている。現在、食肉処理施設は松本市より土地を無償提供いただいているが、松本市では、ごみ処理施設の建設計画がある中で、移転を要請されている。処理施設は、臭い、鳴き声、水の汚染などの課題から、大きな敷地が必要であり、公社独自で候補地を選定し建設するには困難を極める。食肉処理施設では諏訪からの養豚処理も行っている。県民の食肉供給施設として公共性の高い重要な施設であるので、県において場所の選定、住民理解など、責任を持って行ってほしいとの説明を受けました。  質疑では、松本の施設では年間、豚6,400頭、牛4,000頭を処理している。長野の処理施設については民間企業で運営している。代替地については、JAとしては中南信でということを県へ要望している。JAとして松本市のごみ処理施設建設計画は理解できるので、移転はやむを得ないと思っているとのことです。  討論では、処理施設は特殊な施設であり、県民の食生活に必要不可欠で大切な施設であるので、真剣に対応していただきたいことから採択すべきとの討論があり、採決の結果、挙手全員で採択しました。  陳情第14号 水田活用の直接支払い交付金見直しに関する陳情。説明では、政府は本年から5年間、水を張らなかった農地について、令和9年度以降、国の交付対象から除外するというものです。諏訪地域では、長野県全体の米生産目標達成のため、セロリ、ソバなどに転作して貢献している。転作している農地に5年に一度水を張るということは、田にも畑にも悪影響となり、現実的ではない。また、ソバなどの戦略的作物に転作したとしても、交付金があってようやく生産していける状況であり、交付金廃止となれば遊休荒廃地や耕作放棄につながる懸念があるとの説明を受けました。  質疑では、国はこの交付金見直しをやめ、現在の交付を継続してほしい。地域の実情を見て柔軟に対応してほしい。長野県でも国への要請を行っている。国は農業従事者に対してしっかりとした支援をしてほしいとのことです。  討論では、食料自給率の向上、安価でよいソバができるような施策にしてほしいので採択とすべき。説明により陳情の願意に賛同するので採択とすべきとの討論があり、採決の結果、挙手全員で採択しました。  以上、総務経済常任委員会の陳情審査報告といたします。 ○議長 次に進みます。日程第17 陳情第12号 燃油・肥料・飼料高騰対策の支援策実現に関する陳情を議題といたします。  これより質疑、討論を行います。陳情第12号について質疑、討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑、討論ありませんので、質疑、討論を終結いたします。  これより陳情第12号を採決いたします。  お諮りいたします。陳情第12号に対する委員長報告は採択であります。本陳情を委員長報告どおり決定することに賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、陳情第12号は採択とされました。 ○議長 次に進みます。陳情第13号 食肉処理施設の整備に関する陳情を議題といたします。  これより質疑、討論を行います。陳情第13号について質疑、討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑、討論ありませんので、質疑、討論を終結いたします。  これより陳情第13号を採決いたします。  お諮りいたします。陳情第13号に対する委員長報告は採択であります。本陳情を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、陳情第13号は採択とされました。 ○議長 次に進みます。陳情第14号 水田活用の直接支払い交付金見直しに関する陳情を議題といたします。  これより質疑、討論を行います。陳情第14号について質疑、討論のあります方は御発言願います。 ○議長 金井議員。 ◆金井議員 それでは、お聞きします。今回の陳情は今年3月の定例会で不採択となった陳情と同じ、水田活用の直接支払交付金に関わるものであります。陳情者が異なるものではありますが、先ほどの委員長報告をお聞きしていると、陳情者の説明の内容は前回の陳情とほぼ同じものと捉えられます。前回は賛成少数で不採択だったものが、今回、委員会では全会一致で採択されたことをどう理解すればよろしいのでしょうか。 ○議長 松井副委員長。 ◎総務経済常任副委員長(松井) 今回の陳情第14号は、水田活用の直接支払交付金に関する陳情、令和4年3月定例会の陳情第1号は、水田活用の直接支払交付金の見直しの中止を求める陳情であります。  内容につきましては、簡単に説明しますと、令和4年3月定例会は、制度の見直し、中止を求めていますが、今定例会の陳情は制度の見直し、中止ではなく、制度の見直しを柔軟に行ってほしいこと、新たに現交付金と切り離した新しい制度を設けることを求めるものとなっています。以上です。 ○議長 金井議員。 ◆金井議員 先ほどの委員長報告の中では触れられておりませんでしたのでお聞きしたいのですが、前回の陳情との違いについて、委員会の中ではどのような議論がされたのでしょうか。また、水田活用の直接支払交付金見直しに伴って、農業に携わる皆さんが抱える不安や不満等についての認識は、3月陳情審査時と変化があったのかをお聞きしたいと思います。 ○議長 松井副委員長。 ◎総務経済常任副委員長(松井) 令和4年3月にも同様な陳情が出ているがという質疑がありました。現行制度は転換作物栽培を5年ごとに水田にして水を張れとなっているが、畑は水はけがよく、水田は水の確保で根本的に内容が違う。それを5年ごとに水を張らなければ補助対象にしないというのは理解できない。全国統一の基準でなく、地域に合った水準で対応してほしいとのことです。  前回の審査からの変化については、ないと考えますが、今回の陳情者の説明によって改めて理解したことは、今回の制度見直しによって、諏訪地域で現在米を作っている方が作りたくても作れない状況になってしまうこと、先代から耕作地を継いで転作など行って守ってきた耕作者の意欲を弱め、荒廃・遊休農地になってしまうことの説明をいただき、採択になったものと考えます。 ○議長 金井議員。 ◆金井議員 それでは、改めて賛成の立場で意見を述べたいと思うのですが、水田活用の直接支払交付金の見直しにより交付対象から外されてしまう事態が生ずれば、これまで政府の減反方針に沿って、ソバ、野菜や牧草など転作に協力してきた農家への打撃は計り知れませんし、交付金の減額は、経営困難に陥る農家や、離農による耕作放棄地の増加につながりかねません。  本陳情は農業に携わる皆さんの深刻な声であると受け止め、また制度の見直しを柔軟に行ってほしいことに中止の意味合いも含まれると考え、本陳情の採択に賛成いたします。  ただ、委員長報告やただいまの質疑に対する答えを聞けば、今回の陳情は3月陳情の中止を求めるものとは違い、制度の見直しを柔軟に行ってほしいものであるからというのが、委員会での全会一致での採決に至った理由と理解をするところです。しかし、この制度見直しに伴い、農業者が抱える不安や不満等に対する認識が、今年3月の中止を求める陳情審査時とさして変わらないのであれば、3月陳情を不採択でなく趣旨採択もあり得たのではないかという疑問を私は拭い切れません。  私自身への自戒も含めてではありますが、陳情者の願意を酌む努力と、審議の過程における十分な調査、議論を議会に望むことを申し添え、賛成の討論といたします。 ○議長 ほかに質疑、討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 以上をもちまして、質疑、討論を終結いたします。  これより陳情第14号を採決いたします。  お諮りいたします。陳情第14号に対する委員長報告は採択であります。本陳情を委員長報告どおり決定することに賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、陳情第14号は採択とされました。 △<意見書案の上程、説明、質疑、討論、採決> ○議長 次に、日程第18 意見書案の取扱いに入ります。  意見書案第7号 食肉処理施設の整備に関する意見書を議題といたします。事務局長に意見書案のタイトルのみを朗読させます。 ○議長 事務局長。 ◎議会事務局長(田中)  意見書案第7号         食肉処理施設の整備に関する意見書の提出について  食肉処理施設の整備に関する意見書を、別記のとおり下諏訪町議会会議規則(昭和45年下諏訪町議会規則第1号)第14条第3項の規定により提出します。  令和4年9月21日   下諏訪町議会議長 森   安 夫 様                    提案者  下諏訪町議会総務経済常任委員会                         委員長  中 山   透  以上でございます。   ────────────────────────────────── 別記                   意見書
     JAグループを中心に運営している(株)長野県食肉公社については、新たなごみ処理施設の移設に伴い、無償で使用している松本市有地を令和6年度末までに返還するよう求められておりました。返還は取り下げられたものの、早い段階での移転が求められています。  食肉処理施設は、畜産農家と消費者を繋ぐ流通拠点として、飲食・観光業への県産食肉の供給など、多方面への地元食材提供に寄与している公共性の高い施設であることから、県・市町村など行政の協力なくしては整備が進まない状況にあります。  また、豚熱を始めとする法定伝染病が発生した場合のリスクヘッジ等も考慮すれば、県内に処理施設を有することは不可欠であり、県には、代替地の早期選定及び極めて公設に近い形による施設整備など最大限の支援を強く要請します。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  提出先 長野県知事あて   ────────────────────────────────── ○議長 本案につきまして、提案者に提案理由の説明を求めます。松井節夫副委員長、登壇の上、御説明ください。 ○議長 松井副委員長。 ◎総務経済常任副委員長(松井) 意見書案第7号の説明をします。  本意見書は、陳情第13号の委員会採択を受け、委員会提案するものです。  松本にある食肉処理施設については、JAグループが中心で運営している株式会社長野県食肉公社が運営管理を行っています。現在の土地については、松本市の焼却施設に隣接する用地を無償で借り受け、使用していますが、松本市における新たなごみ処理施設建設計画に伴い、移転を求められています。  処理施設については近隣住民の生活に影響のない用地選定が必要となりますが、現状、JA単独では解決できない状況となっています。県内に2か所しかない食肉処理施設の一つとして、また中南信の加工場として県民の食肉需要のため必要な施設であり、県の支援は不可欠です。  議員各位の賛同をお願いいたします。 ○議長 これより質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ございませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより意見書案第7号の採決をいたします。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。  なお、本案につきましては、議長において態様を整え、関係行政庁へ提出いたします。 ○議長 次に進みます。意見書案第8号 水田活用の直接支払交付金見直しに関する意見書を議題といたします。事務局長に意見書案のタイトルのみを朗読させます。 ○議長 事務局長。 ◎議会事務局長(田中)  意見書案第8号       水田活用の直接支払交付金見直しに関する意見書の提出について  水田活用の直接支払交付金見直しに関する意見書を、別記のとおり下諏訪町議会会議規則(昭和45年下諏訪町議会規則第1号)第14条第3項の規定により提出します。  令和4年9月21日   下諏訪町議会議長 森   安 夫 様                    提案者  下諏訪町議会総務経済常任委員会                         委員長  中 山   透  以上でございます。   ────────────────────────────────── 別記                   意見書  人口減少や食生活の多様化が進み、米の消費量は年々減少し、コロナ禍にともなう外食・中食の需要も減少、民間在庫も増加傾向となっています。こうした水田農業を取り巻く環境が大変厳しい中、水田活用の直接支払交付金について、現場の実態を全く把握していない内容変更、見直しが示されました。  ロシアのウクライナ侵攻など国際情勢も不安定となり、販売価格の低迷と生産原価の高騰で農業者が希望をもって農業を営むことが困難になることが危惧され、今後の地域農業の衰退が懸念されます。  こうした実情を踏まえ、農業者が安定的に農業を営むことができるよう次の事項について強く要請します。                    記 1 水田活用の直接支払交付金の交付対象要件については、今後5年間の利用状況を確認することとしているが、中山間地域の実情等考慮した運用とすること。 2 上記に加え、水田活用の直接支払交付金とは切り離した再生産価格を考慮した新たな公的助成を設けること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  提出先 衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、農林水産大臣、財務大臣 あて   ────────────────────────────────── ○議長 本案につきまして、提案者に提案理由の説明を求めます。松井節夫副委員長、登壇の上、御説明願います。 ○議長 松井節夫副委員長。 ◎総務経済常任副委員長(松井) 意見書案第8号の説明をいたします。  本意見書は、陳情第14号の委員会採択を受け、委員会提案をするものです。  水田活用の直接支払交付金の見直しについては、国の米政策改革の定着と水田フル活用の推進に向け、食料自給率、自給力の向上に資する麦、大豆、飼料用米などの戦略作物の本作化とともに、地域の特色を生かした魅力的な産地づくり、高収益作物の導入・定着を支援するものです。  諏訪地域では、水田を果樹や高原野菜、ソバなどに転作をして、国からの支援を受けています。しかし、この支援については、今後5年に1回、水を張り、水田にしていかなければ継続して支援が受けられないものとなっています。諏訪地域の農家は先代の土地を守り耕作をして、遊休荒廃地にならないように努力しています。  現在の支援策は5年ごとの水張りを規定していますが、中山間地域など地域の実情を考慮した運用が不可欠であります。また、今後も安心して耕作ができるよう、水田活用の直接支払交付金とは切り離した新たな公的助成も必要と考えます。  議員各位の賛同をお願いいたします。 ○議長 これより質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより意見書案第8号の採決をいたします。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。  なお、本案につきましては、議長において態様を整え、国会及び関係行政庁へ提出いたします。 ○議長 次に進みます。意見書案第9号 女性デジタル人材育成を強力に推進するための支援を求める意見書を議題といたします。事務局長に意見書案のタイトルのみを朗読させます。 ○議長 事務局長。 ◎議会事務局長(田中)  意見書案第9号 女性デジタル人材育成を強力に推進するための支援を求める意見書の提出について  女性デジタル人材育成を強力に推進するための支援を求める意見書を、別記のとおり下諏訪町議会会議規則(昭和45年下諏訪町議会規則第1号)第14条第1項及び第2項の規定により提出します。  令和4年9月21日   下諏訪町議会議長 森   安 夫 様                            提案者  野 沢 弘 子                            賛成者  青 木 利 子                                 大 橋 和 子                                 金 井 敬 子  以上でございます。   ────────────────────────────────── 別記                   意見書  女性デジタル人材育成については、女性の経済的自立に向けて、また、女性人材の成長産業への円滑な移動支援を図る観点から極めて重要です。政府は本年4月26日、「女性デジタル人材育成プラン」を取りまとめ、就労に直結するデジタルスキルの習得や、柔軟な働き方を促す就労環境の整備の両面から支援し、女性のデジタル人材育成の加速化を目指すこととしました。  我が国の国際競争力を高め、生産性を向上させるうえでも本プランの着実な遂行と実現が、日本の発展において不可欠であり、デジタル化が進むことにより、大都市一極集中による人口の過度の偏在の緩和や、感染症等のリスクの低減も図れるとして、大きな期待が寄せられているところです。  そこで、政府においては、地方における女性デジタル人材育成の強力な推進を図るため、下記の事項を実施するよう強く求めます。                    記 1 現時点では取り組み事例が全国的に極めて少ない中で、本プランの実施・遂行において、自治体規模に合わせた取り組みやすい参考事例を国として積極的に発信すること。 2 テレワークによるデジタル分野の就労は離れた地域でも可能であることから、テレワーク可能な企業の斡旋、紹介については全国規模で行えるよう、プラットフォームの周知を図ること。 3 テレワークの定着・促進に向けての全国的な導入支援体制をいち早く整備すること。 4 本プランの着実な遂行のための十分な予算を確保すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  提出先 内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、経済産業大臣、デジタル担当大臣、男女共同参画担当大臣、デジタル田園都市国家構想担当大臣 あて   ────────────────────────────────── ○議長 本案につきまして、提案者に提案理由の説明を求めます。野沢弘子議員、登壇の上、御説明願います。 ○議長 野沢弘子議員。 ◎野沢議員 意見書第9号の提案理由について御説明させていただきます。  本意見書は、青木利子議員、大橋和子議員、金井敬子議員の賛成を得て提出するものです。  女性デジタル人材育成の取組は、独り親で子育てをしている女性の経済的困窮、また子育てや親族の介護などで仕事を辞め家庭に入らざるを得なかった女性たちなど、短時間ずつしか働けない女性の就労、また収入を何とか応援できないかとの思いから始まったものです。  出社を毎日しなくてもリモートワークのできるデジタル分野の仕事で、都会に居住していなくても地方に居住していても収入を得ることができることは、地方創生の大きな力となります。  地方における女性デジタル人材育成の強力な推進を図るための支援体制を、いち早く整備していただきたい。  以上の理由から、地方自治法第99条の規定により意見書第9号を提出いたします。議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長 これより質疑を行います。質疑のあります方は御発言願います。
                  (「なし」の声) ○議長 質疑ありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ございませんので、討論を終結いたします。  これより意見書案第9号の採決をいたします。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決いたしました。  なお、本案につきましては、議長において態様を整え、関係行政庁へ提出いたします。 △<生活文教常任委員会議会運営委員会バイパス対策特別委員会及び広報特別委員会の閉会中の継続調査について> ○議長 次に進みます。日程第19 生活文教常任委員会議会運営委員会バイパス対策特別委員会及び広報特別委員会の閉会中の継続調査についてを議題といたします。  生活文教常任委員長、議会運営委員長、バイパス対策特別委員長及び広報特別委員長から、会議規則第71条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申出がありました。  お諮りいたします。各委員長からの申出のとおり、これを閉会中の継続調査に付することに御異議ございませんか。              (「異議なし」の声) ○議長 異議なしと認めます。よって、各委員長から申出のあった調査については、閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。 △<追加議案の上程、説明、質疑、討論、採決> ○議長 次に進みます。追加日程第1 委員会提出議案第1号 下諏訪町議会委員会条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。事務局長に議案の朗読をさせます。 ○議長 事務局長。 ◎議会事務局長(田中)  委員会提出議案第1号         下諏訪町議会委員会条例の一部を改正する条例について  地方自治法(昭和22年法律第67号)第109条第6項及び下諏訪町議会会議規則(昭和45年下諏訪町議会規則第1号)第14条第3項の規定により、下諏訪町議会委員会条例の一部を改正する条例を別記のとおり提出する。  令和4年9月21日 提出   下諏訪町議会議長 森   安 夫 様                           下諏訪町議会議会運営委員会                             委員長 中 村 光 良  別記の朗読は省略いたします。  以上でございます。   ────────────────────────────────── 別  記           下諏訪町議会委員会条例の一部を改正する条例  下諏訪町議会委員会条例(昭和36年下諏訪町条例第17号)の一部を次のように改正する。  第11条の次に次の1条を加える。 (委員会開会の特例) 第11条の2 委員長は、次に掲げる場合において、適切かつ効果的な委員会運営の観点から特に必要と認めるときは、映像と音声の送受信により相手の状態を相互に認識しながら通話をすることができる方法(以下この条において「オンライン」という。)を活用して委員会を開会することができる。  (1)新型コロナウイルス感染症その他重大な感染症のまん延又は大規模な災害等の発生等により委員会を開会する場所への委員の参集が困難であると認める場合  (2)育児、介護等のやむを得ない事由により委員会が招集される場所への出席が困難な委員からオンラインによる会議を開くよう求めがある場合 2 前項の規定により開会する委員会において、オンラインによる出席を希望する委員は、あらかじめ委員長の許可を得なければならない。 3 前項の規定により委員長の許可を得て委員会に出席した委員は、この条例の適用において、委員会に出席したものとみなす。 4 オンラインを活用した委員会の開会方法その他必要な事項は、議長が別に定める。第16条中「委員会」の次に「(第11条の2第1項の規定により開会するものを除く。)」を加える。   附  則  この条例は、公布の日から施行する。   ────────────────────────────────── ○議長 次に、提案者に提案理由の説明を求めます。中村光良委員長、登壇の上、御説明願います。 ○議長 中村光良委員長。 ◎議会運営委員長(中村) 提案理由を御説明申し上げます。  下諏訪町議会委員会条例の一部を改正する条例につきましては、やむを得ない事由等により委員の参集が困難な場合、委員会を、オンラインを活用して開催することができるよう、所要の改正を行うものです。  改正の内容につきましては、第11条の2「委員会開会の特例」についての規定を追加し、オンラインを活用した委員会開会の要件を、「新型コロナウイルス感染症その他重大な感染症のまん延又は大規模な災害等の発生等により委員会を開会する場所への委員の参集が困難であると認める場合」、「育児、介護等のやむを得ない事由により委員会が招集される場所への出席が困難な委員からオンラインによる会議を開くよう求めがある場合」とするとともに、委員がオンライン出席を希望する場合、委員長の許可を得なければならないこと、オンラインにより出席した委員は、この条例の適用において委員会に出席したものとみなすこと、開会方法その他必要な事項は、議長が別に定めることをそれぞれ規定しております。  また、オンラインを活用した委員会は、秘密性の確保が困難な場合が多いことから、第16条の規定を改正し、秘密会の対象から除外するものとしております。  なお、附則において、本条例は公布の日から施行することとしております。  議員各位の御賛同をお願い申し上げ、提案説明といたします。 ○議長 これより質疑を行います。本案につきまして質疑のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 質疑がありませんので、質疑を終結いたします。  これより討論を行います。討論のあります方は御発言願います。               (「なし」の声) ○議長 討論ありませんので、討論を終結いたします。  これより採決を行います。本案に賛成の方は挙手願います。               〔 挙手全員 〕 ○議長 挙手全員。よって、本案は原案どおり可決しました。 ○議長 以上をもちまして、本日の日程に定められた議事は終了いたしました。 △<閉会に当たっての町長挨拶> ○議長 ここで町長から御挨拶があります。 ○議長 町長。 ◎町長 9月定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  議員の皆様には、去る8月30日に開会をされて以来、今日まで23日間の長きにわたりまして慎重かつ精力的に御審議をいただき、厚く御礼を申し上げます。  開会冒頭に御提案を申し上げました14議案につきまして、全て原案どおり御議決を賜り、誠にありがとうございました。特にお二人の監査委員さんには、決算審査や意見書の作成など、大変御尽力をいただき、重ねて御礼を申し上げます。  御審査の過程でお寄せいただきました貴重な御意見、御要望につきましては、町の行政に反映するよう、速やかに検討をさせていただく所存でございます。  さて、9月4日には下諏訪レガッタが66クルーの皆さんの御参加によりまして、2年ぶりに開催をされました。今大会では、昨年夏の東京オリンピックにおきまして、この下諏訪ローイングパークで事前合宿を行った、アルゼンチンオリンピック委員会から贈呈を受けましたトロフィーを奨励賞として活用させていただきました。また、同じく事前に合宿を行いましたイタリアボート選手団からは、チームウエアモデルのTシャツが届けられるなど、事前合宿によってできた御縁を大切に、今後の交流につなげてまいりたいと思っております。  記録的な暑さで始まりました今年の夏でございますが、間もなく秋分の日を迎え、ようやく過ごしやすい時期となってまいりましたが、これから夏の疲れが出てくる頃でもございます。議員の皆様におかれましては、健康に十分御留意をいただき、町政発展に向けてますます御活躍されることを御祈念申し上げまして、閉会の御挨拶とさせていただきます。大変御苦労さまでございました。 ○議長 以上をもちまして、令和4年9月下諏訪町議会定例会の会期中に定められた日程の全てが終了いたしました。  ただいま午後3時38分でございます。これをもちまして、令和4年9月下諏訪町議会定例会を閉会といたします。大変御苦労さまでございました。            閉  会  午後 3時38分  令和4年9月21日          下諏訪町議会議長   森   安 夫          下諏訪町議会副議長  金 井 敬 子          署名議員       野 沢 弘 子          署名議員       中 村 光 良          署名議員       金 井 敬 子                下諏訪町議会役員構成            議   長   森   安 夫            副 議 長   金 井 敬 子
       ○総務経済常任委員会        ○生活文教常任委員会   委 員 長  中 山   透     委 員 長  増 沢 昌 明   副委員長  松 井 節 夫     副委員長  大 橋 和 子         樽 川 信 仁           林   元 夫         田 嶋   彰           岩 村 清 司         青 木 利 子           野 沢 弘 子         中 村 光 良           金 井 敬 子...